パザ日誌


2004年5月30日 (日曜日)----すぎもとともひで

ロックンロール・ナイト

ボクが「1番好きな映画は?」と問われたら、絶対に1番に挙げる映画は「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」なんですが、昨日はpazapの練習が終わってから、レイト・ショーの「ビッグ・フィッシュ」を観に行こうと思っていたら、昨日はレイト・ショーがなかったのでした。残念。来週かな......。

それで、おとなしく家に帰ってテレビを付けたら、佐野元春が「ロックンロール・ナイト」をフルサイズで歌っていて、懐かしく聴きました。ボクは基本的に日本語の歌詞の中に英語が混じってるのが嫌いなのですが、高校の頃の友達に佐野元春ファンが居まして、その影響で高校の頃はよく聴いたりしました。「ロックンロール・ナイト」を聴きながら、ふと今は音信不通のその友達の事を思い出しました。

高校を卒業して、その同級生の佐野元春ファンの友達は東京の大学へ行きました。それから1年後、ボクは京都に出て来て社会人になったんですが、手紙や電話でやり取りはしていました。

彼と最後話したのは、もう10年以上前のボクの誕生日。仕事でくたくたになって帰って来て、そのままバタンキューの毎日を送っていた頃でした。その日も疲れてテレビなんかを見ながら、そのまま眠ってしまっていました。すると、そんなに遅くない時間に彼から電話が。ボクの誕生日を覚えていてくれていて、わざわざ東京から電話をくれたのでした。寝ぼけた頭で、「そうかぁ、今日は誕生日だったんだなぁ......」とか思いながら、何歳になったとかいう話題になって、「そういえば、S君は何歳になったんやっけ?」とか寝ぼけた事を聞いてしまったのでした。まったく失礼なヤツ(苦笑)。だって、同級生なんだからねぇ。ボクは普段から頭の回転が遅いのですが、この時は寝ぼけてたので余計に回ってなかったのでした。でも流石にこれは失礼な発言だ......なんて気づきまして、でも、こういう時にはそういうのに気付くと余計に、取り繕うのに空回りして変な事になってしまうのですよね。その後、どういう話をして、どうやって受話器を置いたのは、いっさい覚えておりません(苦笑)。

その電話の会話のせいなのか、それともそれ以降のお互いの生活の変化からなのか、まったく音信不通になっておりますが、元気にしていてくれたらいいなぁと思いますですね。結局ボクは未だにバンドとかやってますが、彼はどこかでパパになんかなってるのかなぁ?

でも、きっと昨日は同じ番組で「ロックンロール・ナイト」を聴きながら、同じ様に高校時代の事なんかを思い出していたのかも知れないなぁ。