パザ日誌


2004年6月24日 (木曜日)----すぎもとともひで

あおさ

あおさ

味噌の話題ついでに、最近みそ汁のお供でお気に入りは三重県産の「あおさ」です。

「あおさ」っていうのは、正式には「ヒトエグサ」というらしい海藻です。それを乾燥させたものを、前にお土産で貰って食べたら、とても美味しくてハマったのでした。でも、なかなか売ってなくて、それっきりだったのですが、ちょっと前に近所のスーパーで売ってるのを発見。最近では、毎日みそ汁に入れて食べてます。

パスタなんかに入れても美味しいらしいのですが、またチャレンジしてみようと思いますです。

そういう日々なのですが、この前に久しぶりに図書館へ行ったら、なんとDVDの貸し出しも始めたのだとか。これまでは、館内の視聴のみ可能だったのですが、貸し出しがオッケーになったのは、なんとも嬉しいです。でも、まだまだDVDのソフトの数はそんなに多くなくて、しかもその状態で貸し出しを始めたので、残ってるソフトがほとんどないという悲しい状態だったりするのでした(笑)。

そんな中から「野村万作・萬斎『狂言でござる』DVDビデオ『野村万作』狂言集」を借りてみました。字幕が付いてるので、分りやすいですし、カメラ・アングルも2アングルあるので、選べて便利です。狂言は台詞が分らなくても、動きが凄く面白いですねぇ。

あとは、「毎日映画コンクール大藤信郎賞3 受賞短編アニメーション全集」っていうDVDを借りました。4つの短編アニメーションが収録されているのですが、そのなかのひとつに、やなせたかしさんの「やさしいライオン」という作品があったので借りました。

この「やさしいライオン」の原作の絵本も持っていて、これが名作で大好きなので、このDVDも見たかったのです。前に宝塚にある手塚治虫記念館でやなせたかしさんの展覧会があって、その会場でビデオを流しているのを見た事はあるんですが、じっくり見る事は出来なかったのでした。確か絵を色鉛筆で書いたので、制作がもの凄く大変だったという話を、何かで聞いたことがあるです。

ボニー・ジャックスの歌がすっと入ってる映画なのですが、これがなかなか良い味が出てていいです。でも、物語は悲しいお話なのです。ディズニーものの様に、なんでもハッピーエンドにするような、そんな甘っちょろい作品ではないです。ちいさい子供に見せて、バンバン泣かせて、世間の不条理をとことん身にしみさせるのに最適です(笑)。でも、とても素敵な、あたたかくて美しいお話です。