パザ日誌


2005年5月27日 (金曜日)----すぎもとともひで

パスカルズが来るのよ

夕方から頭痛です。1週間ぶり。車を運転中に片頭痛の前兆があったのは初めてだったのですが、もの凄く気持ち悪いですね。まぁ普通の時でも気持ち悪いんだから、至極当たり前な事なのですが。とまれバファリンが効いたので今はちょいと回復です。最近は前兆でイミグランを飲むか、バファリンで大丈夫かってのがわかる様になってきた感じがします。そして、ここ何ヶ月もイミグランは飲んでないです。

それはさておき、24日は久しぶりにLive Spot RAGへライヴを見に行って来ました。Tim Armacost Quartet from N.Yというライヴ。いやぁ、ドラマーのビリー・ハートのドラミングは凄かったです。まず、60歳を超えたプレイとは思えないようなパワー。これは凄かった。音がでかいんです。いや、勿論ピアニッシモまででかくないですよ。ここぞ! って所がもの凄いでかいんです。ダイナミックレンジが広いんです。ロック・ドラマー顔負けでした。それが力任せじゃなくて、スコーンと音が抜けてるのですよね。いやぁ、勉強になったです。それから、ドラム・ソロとか、8バース・チェンジ(16バース・チャンジだったかな?)とかでのトリッキーなフレーズも凄かったですね。分りやすいソロをとるドラマーじゃないんですね。3連の4つ割りとかを多用するのは、手癖みたいになってるのでしょうね。CDでのプレイでも良くやってますし。バッキングでも2拍3連にメトリック・モジュレーションしたりしてたのもかっこ良かったです。

久しぶりにこんなジャズのライヴを見ましたが、ボクは「ジャズを伝統的なジャズのイディオムだけでやってる」のが面白くないっていうんじゃないっていうのは再確認出来た気はしました。ただ、これは聴く時の問題で、もし自分が演奏する立場だったら、そんなのはやりたくないとは思いますが。

いや、そんな事より、今回デューク・エリントンの"In A Sentimental Mood"が聴けたのは嬉しかったですよ。大好きな曲ですからね。ちなみに最近良く聴くのはImpulseから出てる「デューク・エリントン&ジョン・コルトレーン」ってアルバムの"In A Sentimental Mood"。エルビン・ジョーンズのドラムも痺れます!

さて、明日もコンサートへ行きます。なんとパスカルズが初めて関西上陸するのです! 場所は滋賀県の甲賀市碧水ホール。関西でパスカルズなんてなかなか見られないので、是非見に行きましょう! ......って、もっと早く書いたら良かったですかね(苦笑)。ちょいと離れてるけれど、ドライヴがてらに行って来ます。