松と青空 琵琶レレコンサート 西友下鳥羽店の屋上駐車場から見た夕焼け
琵琶湖ウクレレ化計画10周年記念の大コンサートを見る為に、滋賀県は近江八幡市の長命寺へ行って来ました。
折角遠出をするのだからと、先日ネット通販で購入しておいたパナソニックのバッテリを、朝から交換。一応充電済みバッテリとは言え、やっぱり充電しておいた方がいいと思って、今日まで交換せずに置いておいたのです。
朝10時半頃に京都を出発して、1号線から湖岸道路へ出てだいたい1時間半くらいで到着。思ったより混んでない。ただ、やはり時節柄湖西道路は渋滞しているようで、合流の京都東インター付近の湖西線方面へ行く道と1号線へ行く道の分岐付近は凄い渋滞だった。ここをクリアすると1号線方向はガラガラで、道を知らない県外ナンバーが多いのか、それとも空いてる1号線方向からギリギリで割り込もうとしてる輩が多いのか、そういうのに引きずられての渋滞の様だった。それでも1時間半なので順調順調。やはり琵琶湖を東に見て走る湖岸道路が混んでないと、信号が無い分凄く早い。それに天気がいいせいで景色も絶景なので、気分も最高。やはり見ずの有る風景というのは落ち着くなぁ。
長命寺のあたりへ到着したのが、ちょうどコンサートが始まる正午頃。琵琶湖汽船の有料駐車場を借りて行なわれているコンサートは、なんともいい感じに良い意味でゆるいというか、ゆったりとした正にウクレレのようなコンサートだった。
出演者は......
お目当ては知久寿焼さんだったんだけれど、他の出演者さんも素晴らしい演奏! 特に好みだったのは松宮幹彦さんのグループで、最後の方でチックコリアの超名曲『スペイン』をやっていたのだが、やはりジャズの曲だけあってソロもある。ウクレレでジャズのソロってやりにくそうなのに、チューニングはLow-Gなのだろうか? それとももっと特殊なソロをやりやすいチューニングにしてあるのだろうか? ウクレレ素人のワタシには良く分からないが......。
そして知久寿焼さん。もう3年近くぶりにライヴを拝見した。圧倒的な声の存在感と世界観はやはり健在で、歌い始めたとたんにその独特な世界へ引きずり込まれてしまう。今回はウクレレイヴェントなのでウクレレだけの弾き語りかと思っていたら、ギターとウクレレ半分半分という感じだった。でも、いつもはもっとギター伴奏の方が多いから、それに比べればウクレレイヴェント向きなセット。
会場にはお子ちゃまも多いという事から、『ハオハオ』を歌ったり、なんとNHK『ピタゴラスイッチ』の『おとうさんスイッチ』の歌まで歌ってくれた。うちの娘も大好きな曲なので嬉しかった。歌い終わった瞬間に会場からは「ウオー!」というどよめきみたいなのもあがっていて、とても皆喜んでいたみたい。なかなかこんな曲生で聴けないから、そりゃ当然だよね。『らんちう』の語りはむかーしむかーし、おじいさんとおばあさんが......
というような昔話スタイルの語り。このヴァージョンは初めて聴いたけど、オチで思わず笑ってしまった。しかし、ギターやウクレレの伴奏と声だけでこの迫り来る世界観は凄い。舞台装置や衣装やスモークや効果音や、そんな演出がなくてもこれが出来るっていうのは本当に羨ましすぎる。何度でも言うけれども、pazapもこんな風にpazapの世界観を出せる演奏が出来るバンドになるように精進せねばとつくづく思い知らされた。
イヴェント終了はだいたい17時ぐらい。この時間から京都へ帰るとなると、絶対に渋滞につかまるな......と覚悟したけれど、意外と渋滞もなくスムーズ。お盆休みの次の日曜日だから、今週は家でゆっくりと過ごすという人が多いのかな? 帰りも1時間半くらいで帰って来た。帰る前に西友に寄って買い物をしたのだけれど、駐車場から見えた夕焼けがとても美しかった。