天草エアラインの親子イルカ飛行機は、いつ見ても微笑ましい。
ヴァージン・アトランティック航空が、来年2月より日本撤退すると発表された。
成田にしか来てないので、日本では成田でしか見る事——もちろん乗る事もだ——ができない。去年の11月に初めて目の前を飛ぶヴァージン・アトランティックのA340を見たのだが、日本で見るのがあれが最初で最後になるのだろうか?
今年開港75周年を迎えてる大阪国際空港(伊丹空港)だが、来春から5年間かけて空港ターミナルの改修工事に入るようだ。その時に展望デッキがアクリル張りになるんじゃないかと、航空ファンから心配する声が上がっている。
もともと伊丹の展望デッキはオープンで、羽田の様なワイヤー・フェンスみたいなのが無かった。ちょっと前にワイヤーは設置されてしまったが、他の空港の様な狭い間隔のワイヤーではなく、飛行機の写真を写すにはさほど影響はないと思う。そのあたり、飛行機撮影の聖地と呼ばれる事の多い伊丹空港だから、ファンの事も考えてくれているのだと思っていた。
でも流石に今回の改修工事ではアクリル張りになるんじゃないかと言われている。伊丹はスカイパークも含めて外周で写真を撮るポイントが多いので、ターミナルで撮れなくなっても困らない人も多いかもしれない。それでもターミナルはターミナルの良さがあるので、安全面も考慮しつつ、飛行機ファンにも喜ばれる新ターミナルにして欲しいなぁ。
それにしても、今のターミナルビルが出来たのが、大阪万博の前年1969年だそうで、ちょうどボクが生まれた辺りなんだなぁ。初めて伊丹空港へ行ったのが小学校の修学旅行だったから、オープンから7年目くらいだったんだなぁ……。色々と感慨深いものがあるなぁ……。
今日の写真は先日久しぶりに伊丹空港の展望デッキから撮影したもの。
伊丹空港の魅力は、何と言っても飛行機が近い事。
一眼レフに望遠レンズなんていう重々しい機材じゃなくても、コンパクトデジタルカメラやスマホでも飛行機がそこそこ大きく撮れるという場所はいい。
いや、写真なんて撮らなくても、こんなにすぐ近くを大きなトリプルセブンが滑走し、飛び立って行くという迫力を味わえる。しかも広い公園のベンチに座って。
この距離感がたまらない。
ボクはあまりタキシング中の飛行機の写真を撮る方ではない。
特に横の写真は。
飛んでいる飛行機だって真横の写真は、そんなに好きではない。
それでも撮ってしまったのは、何か『スペシャルなもの』があったからだろうか?
本日のお目当ては『そらやん』だけじゃなく、やはりANAのB787の900型に初対面する事。
久しぶりにターミナルの展望デッキで昼まで写真を撮った後、スカイランドHARADAと伊丹スカイパークへ行って写真を撮った。
今日は東風がそこそこ吹いていたのだけれど、ランウェイは32運用のままだった。追い風気味で離陸するせいか、いつもよりエア・ボーンするまでが長く感じた。引っ張り気味の離陸は、猪名川土手で撮ってたら嬉しいんだけど、スカイパークじゃちょっと辛いですなぁ……。
よって着陸時の写真を。
伊丹空港で行われていた『ITM就航地物産フェスタ』にて、伊丹空港のマスコット・キャラクター——というか、やはり最近では『ゆるキャラ』と言った方が良いかな——の『そらやん』に初対面。
二次元よりも三次元の方が可愛いような気がする。
名刺とかステッカーとかメモ帳とか升とか、そらやんの絵が入ったグッズを貰った。
今月は本当に天気が悪い。
次の日曜日に伊丹へ行こうと思っていて、数日前の週間天気予報では晴れマークがあったのに、今日の夜見てみると雨マークに変わってる。確か晴れマークのしたのあたりに『信頼度A』って書いてあったのは何だったのだろう?
せめて晴れてる日の写真で、気分を盛り上げたいと思う。
7月の土曜日。IKEA鶴浜の駐車場から撮った夕景。阪神高速5号湾岸線の港大橋方面を望む。
あの橋を渡って行けば、関空へ行けるのだよなぁ……と星野鉄郎の様に思った。
ボクが旅客機を見る感覚は、多分『銀河鉄道999』で鉄郎が999を見ている感覚なのかもしれない。いや、機械の体が欲しいとは思わないが。
伊丹には来ない飛行機。ジャンボ。
やはり、ジャンボはカッコイイ!